ウェッジ
ドライバーやアイアンは新機軸が次々に発表され、いまや飛距離や方向性は道具で稼ぐ時代に。それに比べてウェッジはあくまで伝統的なスタイルを保ちつづけている。
WEDGEといってもピッチングウエッジ(PW)・アプローチウエッジ(AWやPSと呼ばれる事が多い)・サンドウエッジ(SW)と3種類に分ける事ができる。基礎知識として最も重要なのは「ソールについて」。バンス角、ソール幅、ソール形状などウエッジの機能の約80%はソールで決まってしまうといっても過言ではない。
バンス角
バンス角というとエクスプロージョン(砂の爆発)ショットに大きな影響を及ぼす効果だけが認知されているが、フェアウエイからのショートゲームでのバックスピン量にも大きな影響をあたえる。ソール幅とは密接な関係がある。
AW(PS)のバンス角
バンスは大きすぎるとヘッドが地面に跳ね返されたり、アドレスした時リーディングエッジが浮いてしまいミスの原因になりやすい。逆にバンスが全くないとリーディングエッジが地面にひっかかってやはりミスの原因になりやすい。主流は5〜8度のバンス角。
SWのバンス角
エクスプロージョンショットを前提に10度から14度のバンス角が主流。一般的にはバンス角が大きければエクスプロージョンも容易になると言われているが、フェアウェイからのアプローチなどを考えるとバンス角が大きいと地面に跳ね返されやすくなるので、SWの用途をきちんと決めてバンス角を選ぶ事が大切。ヘッドコントロールが上手い方は10度以下のバンス角でエクスプロージョンショットや砂を薄くとって距離感とスピン量をコントロールする傾向が強い。
ソール幅
一般的にはバンス角が小さい場合、ソール幅は広くなっている。これはバンス角が少ないと跳ね返りがあまりなく、バンカーでは非常に難しいウエッジになってしまう。そこでソール幅を広げる事でカバーしようという事である。しかし、この方法ではウエッジの用途がかなり限られてしまうので、ある程度バンス角を大きくして、ソール幅を狭くして操作性を確保しているタイプが多い。ロブウエッジと呼ばれるロフト角が58度から62度のウエッジはバンス角が少なく、ソール幅が広い形状である。
ソール形状
ノーマルな形状はトウからヒールにかけて、あるいはリーディングエッジからトレーリングエッジにかけてゆるやかに丸みをおびている。これに対して多面型はフラットな面の組合せが目立つソールデザインになる。
一般的にシャフト長が同じ場合、ロフト角4度で飛距離が5ヤード変わると言われている。この場合通常のアイアンではロフト角とシャフト長の効果で1番手で約10ヤードの変化と考える。
ロフト角:50度〜54度<15〜20ヤード>
54度〜56度< 5〜10ヤード>
56度〜58度< 5〜10ヤード>
56度〜58度< 5〜10ヤード>